全国に拠点のある企業で約20年間営業を経験し、帯広支店に配属され5年間生活する中で、恵まれた自然や子育て環境の良さが気に入り、十勝で住み続けたいと思いました。転職先を探す中で共感したのは十勝毎日新聞社が社是とする「郷土の発展とともに」。それまで培った営業スキルを活かして、好きになった十勝をさらに発展に導くことができるなら、それは最高のやりがいだと確信し、十勝毎日新聞社の営業職を志望しました。
新聞やフリーペーパーChaiの広告を主に提案し、クライアントの販促活動のお手伝いをしています。
印象に残っているのは、地元のハウスメーカーが売り出そうとしていた土地や最新住宅の広告について、趣向を凝らしたことで以前より高い広告効果が得られたことです。それまでは、新築の家をメインで見せる広告が多かったが、メーカーが所有している土地の区画や周辺環境を強調した広告を出してみたところ、モデルハウスのオーナーが土地の買い手となり、今度はモデルハウスに関心のある読者が広告で知って住宅の購入につながり、全区画の住宅完売に貢献できました。販促活動のお手伝いとして理想的な流れをつくることができ、営業職として大きな手ごたえを感じる出来事でした。
いま挑戦しているのは、媒体をまたいだミックス広告の制作です。勝毎グループは新聞や電子版、Chai、FMラジオのJAGA、ケーブルテレビのOCTVと、あらゆる発信媒体があります。ミックス広告の事例としては、ChaiとJAGAで連携した、ある観光施設の広告で特に手ごたえを感じました。それぞれの媒体の強みを生かして、Chaiでは記事と写真を多用して全面広告として紹介し、JAGAではChai発行日の番組にDJが施設を訪れてアクティビティ体験を音声で実況する、という連携企画を行いました。大きな反響があったので、将来的にいろんなミックス広告に挑戦して、十勝の発展に貢献できる地元に根ざしたメディアであり続けられるよう、未来につなげることを目標にしています。
「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一歩が道となる、迷わずゆけよ、行けばわかるさ。」
「この道を進めばどうなるかなんて恐れるな。恐れてしまえばその道は消える。一歩踏み出してしまえばそれが道になって、その一歩が道となる。迷わないで進め、進めばわかるさ」という意味で、何事もやってみる精神をこの言葉から学びました。これからも実践したいと思っています。
子どものころから汽車や電車が好きだったので、休日は動画の撮影に行くことがあります。特にキハ283がお気に入りで、子どもたちを誘って近くの撮影ポイントに行ったのが写真の様子です。残念ながら、写真のように付き合わされている感じがありありと出ているので、電車の魅力を子どもたちに理解してもらいたい、というのが今の目標です。