子どものころから国語の授業で、覚えたての難しい言葉や知識を文章に取り入れて作文を書くのが楽しみでした。新聞が身近にある生活を送っていたこともあり、将来は「新聞記者として働いてみたい」という夢を抱いていました。夢をあきらめきれず転職活動を行う中で、十勝毎日新聞社は、記者がやりたい取材や挑戦したい仕事を応援する会社だという話を聞き、応募を決意。十勝に縁はありませんでしたが、「これも挑戦だ」と思い切って入社しました。
編集局社会部で、警察や裁判所など司法関係をメインに様々な取材をしています。事件、事故が起こった時には昼夜を問わず現場に向かいます(代わりに日中でも休める時にはしっかり寝て、体を休めています)。特に印象深かった取材は、十勝管内で発生したある交通死亡事故です。亡くなった方が乗っていた車は原型を留めないほどつぶれて、本当に悲惨な事故現場だと感じました。現場では、数か月経過しても花が手向けられていて、その様子を見ると事故の悲惨さを思い返します。その事故を取材してから以前にも増して、交通事故を発生させないために読者の交通安全意識の向上につながる記事を書こうと、入念な聞き取りや細かな取材を心掛けています。
取材先から聞きたいことを引き出せるようなコミュニケーション能力があり、どんな分野でも的確な言葉を使って書きたいことや伝えたい記事を書くことができる一人前の記者になりたいという願望があります。そのために、一人ひとりに寄り添った話し方や交流を心掛けています。そして、受け止めた様々な思いを読者によりよい形で伝えられるよう、試行錯誤しながら記事を書く力を磨いています。メディア業界が変化しても、 “できる記者”がいることが地域メディアにとって強みになり、社会貢献につながるものと信じ、果て無き一人前記者への道を突き進んでいく思いです。
何事も「何とかなる」と思うようにしています。心配性なので物事の確認をよくしますが、ありがたいことに杞憂に終わることばかりでした。ほどよい緊張感を残しつつ、いい意味で力を抜けるように、「何とかなる」と心の中でつぶやいています。
これといって休みの日に特定の何かをしている訳ではないですが、長期休暇が取れたときにはちょっとした旅行に出かけて、心身ともにリフレッシュしています。キャンプも好きで、最近は友人たちと新篠津村でキャンプをしました。