北海道・十勝/NPO十勝文化会議「文化創造」

十勝で芸術文化を愛する人々が集い、十勝型文化を発信するために発足した十勝初の民間文化団体。

  1. ホーム

トピックス

トピックスNews Info

とかち文化まつり 舞台など行事多彩に盛り上がる

お知らせ

総合芸術祭「第11回とかち文化まつり」(NPO十勝文化会議主催)の舞台や講習会、学習会などが2日、帯広市内のとかちプラザで行われた。多彩な切り口で十勝の文化に触れる1日となった。
 ○…レインボーホールで開かれた芸術発表会では、舞踊や詩吟、合唱など15団体が練習成果を披露した。文化筝・はごろも会(佐藤知子代表)で開幕。12人のメンバーが文化筝の美しい音色で「五番街のマリーへ」「少年時代」をしっとりと演奏した。続く日本舞踊の藤秀会(藤間眞寿穂代表)は、優美な「花の宴」や、5人で勢いのある「新ソーラン」を踊った。訪れた人はジャンルの異なるステージの数々を楽しんでいた。
 ○…十勝の農畜産物を使った「親子料理教室」には、幼児から中学生までとその保護者が参加した。北海道ホテルの工藤一幸総料理長の手ほどきで「十勝ボロネーゼ」「カレー風味の肉じゃが」の2品を作った。初めは緊張ぎみで包丁を握っていた子供たちも、調理が進みよい香りが漂うと笑顔に。長男の望歩(のあ)ちゃん(6)と参加した音更町の松村麻美さん(28)は、「一緒に料理を作る良い機会になった」と話していた。
 ○…帯広百年記念館の学芸調査員、大和田努さんを招いた勉強会「マルセイバタと晩成社」には約40人が参加。晩成社が作った「マルセイバタ」の販売経路や販売先、形態について史料に添って説明した。大和田さんは、東洋水産の元社長、森和夫氏が寄贈した手紙や当時のちらしなどを示し、「鉄道の開通とともにバターの販売が進んだ。東京にいた勉三の兄弟の協力があって販売が可能だったのではないか」などと話した。
 この他、専門学校の課題と未来を探る教育フォーラムが開かれた。

とかち文化まつり 舞台など行事多彩に盛り上がる

最新のお知らせ・募集情報News Info

最新の活動記録Activation