北海道・十勝/NPO十勝文化会議「文化創造」

十勝で芸術文化を愛する人々が集い、十勝型文化を発信するために発足した十勝初の民間文化団体。

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第36回十勝文化賞等授賞式・祝賀会を開催

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第36回十勝文化賞等授賞式・祝賀会を開催

明日3月18日は「第36回十勝文化賞等授賞式・祝賀会」を開催。
事務局では粛々と準備を進めています。

十勝文化賞は1986年度に創設した事業で、広く十勝の文化向上と発展のために、十勝の風土に根差した優秀な文化活動を顕彰し、文化の普及と振興をはかることを目的としています。

例年、授賞式と併せて祝賀会を開催していましたが、2019(令和元)年度は祝賀会を中止、2020(令和2)年度は事業そのものを中止、2021(令和3)年度は授賞式のみを実施しました。

授賞式と祝賀会を開催するのは4年ぶりとなります。

第36回十勝文化賞等授賞式・祝賀会を開催

ここで改めて、十勝文化賞を受賞されたクニ河内さんをご紹介します。

[十勝の歌をうたい続ける】
福岡県生まれ。GS全盛期に「ザ・ハプニングス・フォー」を結成、「あなたがほしい」でデビュー。1972年ヤマハ主催日本歌謡祭に於いて「透明人間」で作曲家グランプリ受賞。その後子どものための歌づくりに取り組むようになり、NHK教育テレビ「ワンツー・どん!」「うたってゴー」のパーソナリティとして12年間出演。編曲家としては研ナオコ唄「あばよ」でオリジナルコンフィデンス(オリコン)編曲賞を受賞。代表曲に布施明唄「そっとおやすみ」、NHKみんなのうた「ドラキュラのうた」「苺の花嫁さん」等。手掛けたCMソングは「ピッカピカの一年生(小学館)」「東鳩オールレーズン」など800曲にのぼる。

1994年、人の温かさに魅了され清水町に移住。このころ、自身が絵を描いた絵本「もぐらのニュートン」を出版している。のちに帯広市内に自宅兼音楽スタジオ「レラ」を設け、プロミュージシャンのレコーディングや楽曲制作等と併行し、十勝をテーマにした音楽創作にも力を注ぎ、市民野外劇「十勝野はるか」や音更町民劇団Co-cco(カッコー)、とかち国際現代アート展デメーテル、愛の国さくらまつりのイメージソング作曲やステージ出演など、地域住民との交流の輪を拡げていった。自治体やPTAが主催する学校行事や保育園での演奏会にも積極的に出演し、園歌制作に関与した幼稚園や保育所も多い。

2013年より帯広市文化スポーツ財団主催の「0~5歳のためのプチコンサート」、2015年より十勝エコロジーパークの「クニさんの歌の広場」などの音楽イベントは現在も継続して実施し、手あそびや言葉遊びを盛り込んだ「あそびうた」で子どもたちに音楽の楽しさを伝えている。

2020年、第71回帯広市文化賞を受賞。現在も十勝を歌う楽曲制作に意欲的に取り組み続けている。

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