歌人時田則雄の郷土史講演会
お知らせ
当会郷土史部会の郷土史講演会が2月2日帯広市図書館で開かれました。
講師は当会文芸部会に所属する歌人の時田則雄さんで、「野男のうた~樹はいっぽんでなければならぬ~」と題して、自身や松浦武四郎、野原水嶺の短歌や、依田勉三の俳句についてユーモアを交えながら解説。勉三の「開墾のはじめは豚と一つ鍋」については、晩成社の渡辺勝が詠んだ「おちぶれた極度か豚と一つ鍋」を勉三が添削したものと話しました。
また、自身の創作の原点は、夜に毎晩、作り話を聞かせてくれた父親の存在があったからこそと振り返りました。