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【食~北海道食べる通信~】ホル雄を考えて

  • 2017年5月30日 12時06分

コスモスファームで肥育されているブラウンスイス牛

 牛肉が一般家庭の食卓に上がるようになった歴史は長くないそうで、乳用牛ホルスタインを肉牛として改良し、普及し始めたのは1970年代という。肉牛生産量日本一の北海道でも独自にブランド化し、販売されるようになったのは最近のことだと、「北海道食べる通信」の6月号で取り上げるコスモスファーム(清水町)の安藤智孝さんに教えてもらった。

 安藤さんの牧場では、農家の乳用牛で生まれた雄を子牛から引き取り、肉牛に育成する。ホルスタインに限らず、チーズの原材料乳で品質が高いとされるブラウンスイス牛の雄も育てる。通常の肥育農家は受け入れないというが、安藤登美子さんは「生まれた命を無駄にしないために」と、立派に育て上げる。独自加工し販売まで行い、商品開発で生まれたブラウンスイス牛のコンビーフは道が認定する「北のハイグレード食品」にも選ばれた。

 ホルスタインの雄を独自の肥育期間で出荷する「十勝若牛」は、JA十勝清水町のブランド牛として人気が高く、雌のホルスタインと黒毛和牛の雄を掛け合わせた交雑種、黒毛和牛も育てている。私たちの食卓に上る肉にはさまざまな種類があり、育ててくれた生産者がいる。乳牛の雄に生まれた子牛たちにもこうした「ストーリー」があることに感謝して、命をいただかねばならない。
(「北海道食べる通信」編集長・林真由)

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