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【食~北海道食べる通信~】天候に泣かされた1年

  • 2016年12月27日 13時00分

吹雪の中の撮影で明らかに寒そうな写真になってしまった1枚(石狩管内当別町・浅野農場)

 十勝を訪れた友人を案内するとき、ものすごく天気を気にする。青空の下で十勝平野を見るのとどんよりした中とでは、受ける印象が雲泥の差だと思うからだ。「北海道食べる通信」の冊子でも、写真で生産者の魅力を訴えるために、天気の良し悪しがとても重要となる。その意味で、今年は天気に泣かされた。

 2月号の石狩管内当別町では、吹雪の中、豚舎の前で撮影した。生産者の顔が明らかに寒そうなカットになってしまった。4月号の留萌管内羽幌町の甘エビのときは、しける船の上で、カメラマンも私も船酔いにダウンした。6月号の空知管内長沼町では、青空とアスパラの緑のコントラストを表現したかったが、かなわなかった。

 8月号の後志管内仁木町では、天候不順でプルーンとトウモロコシの出荷が遅れ、10月号の宗谷管内利尻町では2回とも利尻富士の全容を拝めずじまい。さらにしけでアワビ漁ができずに、1カ月以上も出荷が遅れた。12月号のオホーツク管内湧別町では例年よりも早くサロマ湖が凍結し、出荷最盛期の現在は大雪にやきもきしている。

 台風被害で十勝の畑作物生産高も3割以上ダウンしたという。農業、漁業が天気と連動していることを身をもって実感した1年だった。来年はどんな天候になるのだろう。どんな天候にも負けない強さを持った生産者に出会うのも楽しみだ。
(「北海道食べる通信」編集長・林真由)

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