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【十勝へのメッセージ-企業トップに聞く-】ウェルネスフロンティア 岡本将社長

  • 2016年11月22日 13時10分



海外50店舗 5年で目指す
 オカモトホールディングス(HD、帯広)の一翼を成す「ウェルネスフロンティア」(東京)は、フィットネスジムのジョイフィットと、「1日3時間のリハビリ習慣」をうたった介護予防フィットネス店の「ジョイリハ」を全国各地で展開。時間や料金体系の利便性の良さ、健康志向の高まりを受け、急速に店舗網を拡大している。全国にセルフ方式を浸透させたガソリンスタンド(GS)事業などグループのノウハウを生かし、さらなる多店舗展開や海外進出加速も視野に入れている。自らの海外経験を生かし、進取の気性で社を率いる岡本将社長(37)に聞いた。

<おかもと・まさる>
 1979年音更町生まれ。下音更小、下音更中、帯広三条高校、米国ワシントン州ゴンザガ大学大学院修了。2008年にオカモトグループに入社し、エネルギー事業部SS統括(当時)、経営企画室を経て、10年に取締役副社長に就任。13年からオカモトホールディングス(HD)取締役副社長。高校時代は野球部で甲子園を目指し、「趣味も仕事だが、仕事以外を挙げると野球観戦」と笑う。

ジョイフィット・ジョイリハ
GSノウハウで24時間営業

 -東京に本社を構える理由は。
 フィットネス部門自体は1984年から展開しているが、グループの強みであるスピード経営を最大限に生かせると、3年前の社名変更と同時に、情報が集積する東京に移転した。北海道、東京、大阪、福岡に店舗開発チームを設け、候補地調査や人材確保を一貫してスピーディーに取り組み、店舗数を増やしている。

人材育成に力
 業種の特性上、人手不足の対応は急務で、特に人材育成に力を入れている。本社と大阪、福岡に研修施設「ジョイフィットアカデミー」を設け、近く札幌にも開設する予定。スタッフ養成と接客サービスの平準化を進めている。待遇面でも昇格などのシステムを可視化し、若い社員のやる気を引き出している。

 -店舗数を急速に拡大している。
 2018年度末に、ジョイフィットを現在の約1・5倍の300店舗、ジョイリハを現在の約60店舗から100店舗とする目標を設定した。

 海外店舗も積極的に展開する。現在、上海に2店舗の中国は、今後5年間で50店舗を目指す。現地ではフィットネス事業の海外資本参入が進むが、日本のサービスを売りにし、企業の合併・買収(M&A)も活用して、ASEAN諸国の店舗網を確立したい。

帯広市内にオープンしたJOIFIT01の船出を祝う関係者ら(5月15日)

 -オカモトグループの強みをどう生かすか。
 世界的にも珍しい24時間・365日営業の「ジョイフィット24」は、24時間営業のGSをモデルにした。便利さと会費のコストパフォーマンスの良さで利用者の満足度も高い。「ジョイリハ」のコンセプトは、「横断歩道を青信号の時間内に渡れる体力づくり」で、明朗料金の車検事業同様に、分かりやすく明快な点も受け入れられている。今後は身体状況や食事管理などのソフト面も強化したい。

確固たる経営基盤を
 -古里・十勝への思いは。また、十勝から世界を見据える企業として、今後の事業展望も。
 台風で大きな被害を受け心配だが、本来農業を軸として経済が安定し、豊かな地域。海外経験を踏まえて断言できるが、十勝の食は世界一。5月に帯広市内にオープンした「ジョイフィット01」には「創業の地で1から世界に」の思いで命名した。注目度、期待度が想定以上で混雑しご迷惑を掛けているが、帯広スイミングスクール時代から、ご愛顧いただく地元市民に還元できれば。

 現在のリハビリ事業所数は大手コンビニエンスストア数、GS数に匹敵し、18年には介護保険が減収に転じるとの予想もあり業界内の淘汰(とうた)は一層進むだろう。店舗運営の効率化と同時に、M&Aや買収の機会を生かして確固たる経営基盤を築きたい。
(聞き手・東京支社長竹内徹)

<ウェルネスフロンティア>
 オカモトグループのフィットネス事業と介護事業を分離独立し、2013年に設立した。スポーツクラブのジョイフィットを全国191店舗、介護予防事業のジョイリハを59店舗展開する。資本金1000万円、売上高は88億300万円(16年3月期)。スタッフ数は1143人(正社員、役員含む)。

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